Route 477

朝9時に日吉ダムに集合ってのは、ヨル型生活のオレにはキツいなぁ...
って思いながら布団に逃げ込み5時間後、案の定寝坊してました。

サカイクロンさんに教えてもらった古き二輪を愛でる会、年に一回のイベント。

多分、あそこでオチの無い津山パンクトークや、レコードの話を延々やってたからやろ...と自分に言い聞かせ 
峠越えを諦め、京都縦貫道を飛ばしてダムに向かう。

すれ違う如何にもな二輪車。あぁもうみんなドロンしちゃうんやね...。

 園部インターを降りたら、居はる居はる。


多分、イベントを堪能し、これから友達同士でツーリングに流れ込まんとしている玄人衆。

これからイベントに行っても大多数の人は帰ってそうやし、知らぬ存ぜぬな顔をして紛れながら並走する事にした。
こうして目の前で走っている憧れのバイクのエンジンの音や排気ガスを堪能できるのはそれはそれで乙なもんだ。

うん、バイカーの人らはバブアー/インターナショナルのベルトをグイってシメるんやね...
なんてボーッと観察してると、さすがに怪しまれどんどん追い越されていき美山の入り口でUターン。

誰もいないかなーなんて思って会場であるダムに向かうとチラホラ、バイクが残っていた!






 
 ビミョーに色合いが異なるのはフィルムが違うからヤネ。

 さすがにこのまま帰っては、物足りない...。ラーメン屋攻めようかと思ったけど国道、否、酷道を攻める事にした!

京都府でも兵庫の県境に山間部は比較的山も低く開けた土地なのだが、滋賀県寄りの山間部は山も険しく豪雪地帯で限界集落も多い。

京都屈指の酷道と呼ばれる百井別れからの国道477号線を目指す!

ちなみに酷道とは、「酷い状態の国道」という事です。





八幡神社の祭りがこの地域のあっちこちで行われてて、地元の人が皆、道路脇に集まっていた。

集落と山間部を走り抜け、花背峠からの連続ヘアピンを下った後の最後の難関"百井別れ"


この切り返し!懐かしい。左の道を下ると観光名所としておなじみの鞍馬に着きます。
右に行くと百井峠、百井の集落から大原に抜ける国道477号線。これ国道です。

この先に、キャンプ場があってボーイスカウトをやってた時に重い荷物を背負い何度かこの峠を越えてました。 
昼間なのに薄暗く、ろくに舗装もされていない道路で台風の後とかは悲惨だったようです。


まだマシな方かな。ココ、京都市です。

写真に変な陰写ってるな...。
この百井の集落とキャンプ場では霊感皆無なオレでも不思議な体験を結構しました。
村上春樹の「ノルウェイの森」のモデルにもなった修道院があったり、謎な土地です。